小樽グルメといえば、寿司を思い浮かべる人が多いと思う。
でも、鶏肉好きの我が家では、もう一つ外せない選択肢がある。
それが「小樽なると屋」の若鶏半身揚げだ。
この店との最初の接点は、数か月前。
義理の母、通称「バーバ」が、東京で開催されていた催事
(場所はもう忘れてしまった)で、お土産として買ってきてくれたのが始まりだった。
一口食べて、「あ、小樽に行ったら本店で食べよう」と、家族全員の意見が一致した。
それ以来、小樽=なると屋、という図式が我が家の中で静かに完成していた。
今回は、天狗山を下りて、そのままタクシーで直行。
酢飯が食べられない娘の“確実にお腹を満たすミッション”も兼ねて、
開店時間(当時11時)を狙って向かった。
天狗山からは、ほんの10分弱。
観光地をいくつも回るより、「確実な一食」を取りに行く判断の方が、
この日の我が家には合っていた。


唐揚げ好き、米好き少女は、迷わずザンギ定食。
揚げ物と白米の組み合わせは、子どもにとって最強だ。

禁酒中の妻には、なぜか小樽ビール。
(もちろんアルコール入り)
旅行中は、こういう「まあいいか」も含めて、思い出になる。

半身揚げなので、当たり前だけど、
モモ、胸、手羽……すべての部位が楽しめる。
一つの皿で「鶏一羽分の個性」を味わえるのが、この料理の魅力だと思う。
家族で少しずつ取り分けながら食べる時間も、悪くない。

変わらぬ味。
思い出の味。
ふるさとの味。
また来ます。
